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2018年12月11日
年内最後。無償版「いいひと。」震災復興編・第86期限定リリース開始です。。。しん
2011年3月に起きた東日本大震災から、93ヶ月。
震災への精神的な支援を目的に(株)小学館様の特別の許可を頂き、無償で公開させていただく「いいひと。+…and I still remember.〜これから。」の第86期の限定ダウンロードを本日、震災が起こった同時刻の14時46分18秒に開始させて頂きます。
今年、台風、大雨、地震など各地でありました。被災された方、直接被災されなくても心が傷ついた方、原発の元で被害を受けつづけていらっしゃる方、避難先での生活を続けていらっしゃる方、そしてこの作品を描かせていただくきっかけになった阪神淡路大震災を始め多くの災害で傷ついた、今なお終わらない痛みと悲しみにお見舞い申し上げます。
震災から7年以上、ただ机の前でこの作品を月に一回ほど公開することしか、私には出来ていません。生活して社会の中で生きて行く事と、小さな漫画家によるこんな小さな物でさえも両立させて行く事の難しさや、自分に対してのふがいなさを改めて確認するような日々です。
しかし、ごく小さな作品ですが、この漫画を描くために積み重ねた自分なりに熱い日々や、このように無償公開するために費やした日々は、わたしにとっての小さな「あの日の」真実です。
23年前のあの日、阪神・淡路の震災で被災された方に取材させていただいた「忘れ去られる事が一番つらい」という趣旨の言葉から始まったこの作品を、今後も、私自身への気付きも併せまして、作品のテーマ同様、「思い出すこと」をテーマに公開して行けたらと思い、続けさせていただきます。
震災直後の2011年3月26日の第1期の公開以来、たくさんのダウンロード、リツイート、ご感想、そして何より、読んでいただきましてありがとうございます。
いつもは作品を出版関係の方や本屋さんから読者さんの元に届けて頂くのですが、この作品はツイッターやwebを通じて、作品を「読者さんから」、そのお友達の方々に届けて頂いています。お手数をおかけしますが、作家としてとても幸せな事だとも思っています。
小さな漫画家の小さな作品に、皆さんが多くの力を与えてくださったこと。その事で、読まれた方の中で少しでも、前を向けた方がいらっしゃれば、嬉しく、誇りに思います。
漫画を取り巻く環境が必ずしも良い方向には進んでいない時ですが、漫画家の先輩達が血のにじむ思いをして開いて下さった「こんな時にでも誰かに勇気をわける事が出来る、信じる」という、漫画が持ち得る道を途絶えさせぬよう、私の小さな一歩一歩を、重ねさせて頂ければと思います。
では、この作品を、今は私の読者の方に。それと、もし漫画が好きなお友達で、日常の中震災の事が忘れられて行く、忘れて行く事に心が傷ついている方がいらっしゃいましたら、よろしければまわして頂けますか?小さな力の漫画家で申し訳ないのですが。
2018年12月11日 高橋しん
無償ダウンロードはこちらの第1期配信のエントリーからどうぞ。
※今期の無償配信は、本日から3日間の限定配信を考えています。
作品のテーマ上、また震災後、節目節目で私なりに復興の状態を見定めつつ、その都度配信して行けたらと思っています。ご理解よろしくお願いします。
ご意見・動作の不具合等ありましたらツイッターID [@sinpre]まで、どうぞよろしければお願いします。
●今回の配信のためにFacebookページも作ってみました。よろしければ。
2018年12月05日
「花と奥たん第12話 里芋と牛肉と醤油味のアレ。(前・中・後編)」
SHIN Presents!
「花と奥たん」
第12話 :里芋と牛肉と醤油味のアレ。(前・中・後編)
週刊ビッグコミックスピリッツ
01号 2018年12月3日発売
前編18ページ掲載です!
「花と奥たん」週刊連載化⭐️
今号から基本3回(前・中・後編)で1話のお話が始まります!今回は前編18ページです!
各電子書籍屋さんで配信されている電子書籍版のビッグコミックスピリッツでも読めますよ♪
こちらはバックナンバーも購読可能です!
週刊連載になった「花と奥たん」をどうぞ宜しくお願いいたします☆
「あ、夕げの時間だ。」高橋しん+しんプレが放つシリーズ 第12弾!!
たとえ世界に 何だか少しほころびがあったとしても… 奥たんは夕げの支度を 欠かしません。
たとえ、旦那たんが
いつ帰るのか知れなくとも…
奥たんは夕げの支度を 欠かしません。
たとえ、極寒の冬が「東京森」周辺を覆っても、
森で見つけた「あの変な植物」が庭に生えたとしても。
それでも、奥たんは今日も腕によりをかけて
たくさんたくさん仕込みます。さあ、奥たん。今日のごはんは何にする??
そんな奥たんの日常を前・中・後編 の3回で1話の構成でお届け致します☆
東京に突然咲いた「花」の麓で暮らす、奥たんとミニウサギのPたん。
今回は、うるわしヶ丘西に雪が降る少し前の季節のお話です。奥たんは朝から浮かない様子。
おいもを食べたいけれど、どうやら手に入りにくいようです。
お母さんへお手紙をかいてる間もモヤモヤは強くなっていき‥
家事もそこそこに、夕げの買い出しにお出かけです!いつものようにバザールを見たり、スーパーを巡ったり、迷子になったり‥
そこでは思いがけない食材と、なぞのなにかとの出会いが!?
果たして、奥たんはおいしい夕げの材料をゲットすることが出来るのでしょうか!
ほんの少しですが第十二話の内容をご紹介です♪SHIN Presents!最新作!最新作「花と奥たん」第十二話「里芋と牛肉と醤油味のアレ。(前・中・後編)」
小学館週刊ビッグコミックスピリッツ01号にて!【企画】高橋しん・プレゼンツ / ビッグコミックスピリッツ
【作画】 加藤南 田中真由 織田由貴 鈴木理恵 高橋しん
【CG】 加藤南 宮下友見 中村寿々香 高橋しん【監督】高橋しん
少しだけご注意ください:この作品には、2011年に起きた東日本大震災と関連した事象を想起させるような設定がありますが、当作品はその数年前から始まり、コツコツと描き継がれ、ストーリーの流れはもう結末まで決まっており、直接の関係はございません。以上が制作者としての公式の見解です。しかし、漫画は現実に生きる私どもが、やはり現実に生きる読者の方々に向けてお届けするものであり、私たちが生きるこの時代とすべて無関係と言い切ることは、高橋しん個人としては、必ずしも適切ではないと感じてしまいます。震災に直接、非直接に関わらず被害にあったり、傷ついた方々で今回の作品を読むことで、傷ついたり、不快な気持ちになられた方には、一人の人間として、心からお詫び申し上げます。 2012年3月19日 高橋しん
●『週刊ビックコミックスピリッツ』のHPはコチラ
2018年12月03日
花と奥たん連載再開 & 週刊連載化です!「第11話 愛情自家製ピーナツで4品」
SHIN Presents! 読み切りシリーズ
「花と奥たん」第11話 :愛情自家製ピーナツで4品
週刊ビッグコミックスピリッツ
52号 2018年11月26日発売
巻中カラー22ページ!! & 週刊連載化です⭐️この号からなんと「花と奥たん」が週刊連載化します!
まずは今回掲載の「第11話 愛情自家製ピーナツで4品」で1話完結のお話からはじまり、
次回から基本3回(前・中・後編)で1話のお話が始まります!各電子書籍屋さんで配信されている電子書籍版のビッグコミックスピリッツでも読めますよ♪
こちらはバックナンバーも購読可能です!週刊連載になった「花と奥たん」をどうぞ宜しくお願いいたします☆
「あ、夕げの時間だ。」高橋しん+しんプレが放つシリーズ 第11弾!!
たとえ世界に 何だか少しほころびがあったとしても… 奥たんは夕げの支度を 欠かしません。
たとえ、旦那たんが
いつ帰るのか知れなくとも…
奥たんは夕げの支度を 欠かしません。
たとえ、極寒の冬が「東京森」周辺を覆っても、
森で見つけた「あの変な植物」が庭に生えたとしても。
それでも、奥たんは今日も腕によりをかけて
たくさんたくさん仕込みます。さあ、奥たん。今日のごはんは何にする??
そんな奥たんの日常を今回も巻中カラー22ページでたっぷりお届け致します☆
東京に突然咲いた「花」の麓で暮らす、奥たんとミニウサギのPたん。
今回は、うるわしヶ丘西にまだ雪が降る前のお話です。朝から奥たんは大忙し!今日もお洗濯のあとはひろびろとした畑のお世話をしています。
そんな奥たん農園にはPたんも知らない植物があって…?!
秘密の香りがする一角には一体なにが隠されているのでしょうか?どうやらこの食材で奥たんは旦那たんとの約束のお料理を作るようです。
奥たんと旦那たんがした約束とは…?
ほんの少しですが第十一話の内容をご紹介です♪SHIN Presents!最新作!最新作「花と奥たん」第十一話「愛情自家製ピーナツで4品」。
小学館週刊ビッグコミックスピリッツ52号にて!【企画】高橋しん・プレゼンツ / ビッグコミックスピリッツ
【作画】 加藤南 田中真由 織田由貴 鈴木理恵 高橋しん
【CG】 加藤南 宮下友見 中村寿々香 高橋しん【監督】高橋しん
少しだけご注意ください:この作品には、2011年に起きた東日本大震災と関連した事象を想起させるような設定がありますが、当作品はその数年前から始まり、コツコツと描き継がれ、ストーリーの流れはもう結末まで決まっており、直接の関係はございません。以上が制作者としての公式の見解です。しかし、漫画は現実に生きる私どもが、やはり現実に生きる読者の方々に向けてお届けするものであり、私たちが生きるこの時代とすべて無関係と言い切ることは、高橋しん個人としては、必ずしも適切ではないと感じてしまいます。震災に直接、非直接に関わらず被害にあったり、傷ついた方々で今回の作品を読むことで、傷ついたり、不快な気持ちになられた方には、一人の人間として、心からお詫び申し上げます。 2012年3月19日 高橋しん
●『週刊ビックコミックスピリッツ』のHPはコチラ