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2016年06月30日
『かなたかける』第2巻発売します!
SHIN Presents! SPIRITS×EKIDEN PROJECT!!
「かなたかける」第2巻
[KANATA-KAKERU]
2016年6月30日リリース!!
本体552円(+税)
>>各オンライン書店さんのサイトへ
うちは!人の背中を抜くのが好き!
きみの背中を抜いてみたい!
小学館 週刊ビッグコミックスピリッツさんにて連載中の「かなたかける」。
早くも第2巻の発売となりました!
1年に1度、学生駅伝の来る町「箱根」を舞台に、3人の少年少女の物語が始まります。
駅伝出場メンバーをかけた鬼ごっこを終え、
さな先生から「自分たちで選手を決めなさい」と言われたはるとたちは、4つしかない出場枠を巡って悩み、お互いを思いやる気持ちが強いばかりにケンカをしてしまいます。
そんなみんなの様子を見たかなたは一度はメンバーから身を引きます。
しかし、ついに迎えた市民駅伝大会当日。
あかりが足をくじいていたことが分かり、代わりに走って欲しいという気持ちを伝えられ、
かなたは大会に出場することに。
「人の背中を追いかけるのが好き」というちょっと変わった趣味を持つかなたですが、
大会に参加するために集まった大勢の参加者たちを見て大興奮!
ドキドキが収まらず、かけだした先には「出雲」の姿もあって…!?
ついに小学生駅伝編、走り出します!
駅伝スタートで起こったハプニングにドタバタしながらも、
一区の運動神経抜群だけど気の弱い奈穂ちゃん、
二区の誰よりも駅伝大会を楽しみにしていた陸くん、
それぞれの駅伝にかける思いが動き出します。
箱根駅伝、全日本インカレ、全日本駅伝に出場。
陸上競技に打ち込んできた高橋しんのライフワーク!
「かなたかける」第2巻
是非お手に取ってご覧くださいませ!
一人で走っちゃ勝てないの。
仲間を信じてタスキを託すの。
だから駅伝なの。
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CONTENTS
第8話「君の背中を抜いてみたい」
第9話「1区が大事!」
第10話 「うちの一区」
第11話「駅伝の物語」
第12話「急に、空気が!」
第13話「なんて言えば」
第14話「約束だぞ」
第15話「強い子」
第16話「やっぱり駅伝って」
第17話「行け、かなた」
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【企画】高橋しん・プレゼンツ × ビッグコミックスピリッツ
【作画】
加藤南 田中真由 奥西千恵
大沼知世 芝間駿 塩崎由貴
高橋しん
【CG】
山岡千重子 加藤南 宮下友見
中村寿々香 内海紗貴 塩崎由貴
高橋しん
【キャラクターデザイン・画面構成】
加藤南 高橋しん
【監督】高橋しん
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告知記事では恒例となりました!今回もちょっとだけ2巻の内容をご紹介しちゃいます!
*[PC]写真をクリックするとギャラリーが始まります。写真の左右で移動、×で終了です。
一人ぼっちで走っていたかなたがはじめて仲間たちと挑む「駅伝」に期待が高まります。
今後の展開が見逃せない「かなたかける」2巻をどうぞよろしくお願いします!
2巻は「かなたかける」として週刊スピリッツさんに掲載された8話から17話までを単行本エディションとして再構成、加筆して収録しました。雑誌で読んで下さった方も、読み逃した方も、きっと楽しめるコト間違いなしです!
「かなたかける」第2巻、是非よろしくお願い致します\(^▽^)/
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・関連リンク
小学館さんの「かなたかける公式サイト」
「かなたかける」第一話完全試し読みもできます♪
2016年06月11日
無償版「いいひと。」震災復興編・第59期限定リリース開始です。。。しん
2011年3月に起きた東日本大震災から、63ヶ月。
あの日から、5年以上がたちました。
震災への精神的な支援を目的に(株)小学館様の特別の許可を頂き、無償で公開させていただく「いいひと。+…and I still remember.〜これから。」の第59期の限定ダウンロードを今月も開始させて頂きます。
先月の熊本の地震で被災された方を含め、被災された方、直接被災されなくても心が傷ついた方、原発の元で被害を受けつづけていらっしゃる方、5年が経つ今でも6万人近くいらっしゃるという仮設で生活されている方や17万人いらっしゃるという避難先での生活を続けていらっしゃる方、そしてこの作品を描かせていただくきっかけになった阪神淡路大震災を始め多くの災害で傷ついた、今なお終わらない痛みと悲しみにお見舞い申し上げます。
震災から5年以上、未だ一度もこの作品のPDFファイルをバージョンアップさせる事は出来ていません。生活して社会の中で生きて行く事と、小さな漫画家によるこんな小さな物でさえも両立させて行く事の難しさや、自分に対してのふがいなさを改めて確認するような日々です。
しかし、ごく小さな作品ですが、この漫画を描くために積み重ねた自分なりに熱い日々や、このように無償公開するために費やした日々は、わたしにとっての小さな「あの日の」真実です。
20年前のあの日、阪神・淡路の震災で被災された方に取材させていただいた「忘れ去られる事が一番つらい」という趣旨の言葉から始まったこの作品を、今後も、私自身への気付きも併せまして、作品のテーマ同様、「思い出すこと」をテーマに公開して行けたらと思い、続けさせていただきます。
震災直後の2011年3月26日の第1期の公開以来、たくさんのダウンロード、リツイート、ご感想、そして何より、読んでいただきましてありがとうございます。
いつもは作品を出版関係の方や本屋さんから読者さんの元に届けて頂くのですが、この作品はツイッターやwebを通じて、作品を「読者さんから」、そのお友達の方々に届けて頂いています。お手数をおかけしますが、作家としてとても幸せな事だとも思っています。
小さな漫画家の小さな作品に、皆さんが多くの力を与えてくださったこと。その事で、読まれた方の中で少しでも、前を向けた方がいらっしゃれば、嬉しく、誇りに思います。
漫画を取り巻く環境が必ずしも良い方向には進んでいない時ですが、漫画家の先輩達が血のにじむ思いをして開いて下さった「こんな時にでも誰かに勇気をわける事が出来る、信じる」という、漫画が持ち得る道を途絶えさせぬよう、私の小さな一歩一歩を、重ねさせて頂ければと思います。
では、この作品を、今は私の読者の方に。それと、もし漫画が好きなお友達で、日常の中震災の事が忘れられて行く、忘れて行く事に心が傷ついている方がいらっしゃいましたら、よろしければまわして頂けますか?小さな力の漫画家で申し訳ないのですが。
2016年6月11日 高橋しん
無償ダウンロードはこちらの第1期配信のエントリーからどうぞ。
※今期の無償配信は、本日から3日間の限定配信を考えています。
作品のテーマ上、また震災後、節目節目で私なりに復興の状態を見定めつつ、その都度配信して行けたらと思っています。ご理解よろしくお願いします。
PDFが読む事の出来ない環境にある方は、申し訳ありませんが有償の書籍をお買い求め頂くしか、今は方法はありません。これは宣伝ではなく、PDFを読めない方への配慮としての一文です。ご理解頂ければ助かります。
>「いいひと。」11巻の小学館さま書籍情報・販売サイトへ(色んなサイトのネット書店へも行けます)
ご意見・動作の不具合等ありましたらツイッターID [@sinpre]まで、どうぞよろしければお願いします。
●今回の配信のためにFacebookページも作ってみました。よろしければ。