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2016年03月30日
『かなたかける』第1巻発売します!
SHIN Presents! SPIRITS×EKIDEN PROJECT!!
「かなたかける」第1巻
[KANATA-KAKERU]
2016年3月30日リリース!!
本体552円(+税)
>>各オンライン書店さんのサイトへ
でも
あいつは言ったんだ。
ゴールなんかないほうがいい。
ずっと、ずっと遥か、
彼方の背中を追い抜いていきたいんだって。
小学館 週刊ビッグコミックスピリッツさんにて連載中の「かなたかける」。
1月から連載を開始し、早くも単行本第1巻の発売となりました!
1年に1度、学生駅伝の来る町「箱根」を舞台に、3人の少年少女の物語が始まります。
東京から箱根の小学校へ転校してきた少女"かなた"。
クラスメイトの少年"はると"は、クラスでなかなか打ち解けられずにいるかなたが毎朝楽しそうに走る姿が気になっていました。
「走るのなんて何が楽しいんだろう」
そんなある日、はるとは、彼女が「人の背中を追いかけるのが好き」というちょっと変わった秘密を持っている事を知って…?
そして、かなたは「走るの1番になるのが夢」と語る"メガネの少年"と出会います。
3人の子供たちは駅伝の町・箱根で出会い、駅伝を通してどのように成長していくのでしょうか。
箱根駅伝の選手として出場のご経験のあるしん先生が描く、キラキラと眩しい青春駅伝物語。
「かなたかける」第1巻
是非お手に取ってご覧くださいませ!
うち、
走るのが好き。
ずっと背中を
追い駆けていくのが好き。
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CONTENTS
第1話「三人。」
第2話「うちの名前は、かなた。」
第3話 「走りたい人、いますか。」
第4話「勝負する!」
第5話「ずっと、背中を。」
第6話「前に‼︎」
第7話「よかった。」
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【企画】高橋しん・プレゼンツ × ビッグコミックスピリッツ
【作画】
加藤南 田中真由 奥西千恵
大沼知世 芝間駿 塩崎由貴
高橋しん
【CG】
山岡千重子 加藤南 宮下友見
中村寿々香 内海紗貴 塩崎由貴
高橋しん
【キャラクターデザイン・画面構成】
加藤南 高橋しん
【監督】高橋しん
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告知記事では恒例となりました!今回もちょっとだけ1巻の内容をご紹介しちゃいます!
*[PC]写真をクリックするとギャラリーが始まります。写真の左右で移動、×で終了です。
今まさに、走り出したかなたと子供達の未来は一体どこへ向かうのか‥。今後の展開が見逃せない「かなたかける」1巻をどうぞよろしくお願いします!
1巻は「かなたかける」として週刊スピリッツさんに掲載された1話から7話までを単行本エディションとして再構成、加筆して収録しました。雑誌で読んで下さった方も、読み逃した方も、きっと新しい感覚で読めるコト間違いなしです!
「かなたかける」第1巻、是非よろしくお願い致します(^○^)ノ
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・関連リンク
小学館さんの「かなたかける公式サイト」
「かなたかける」第一話完全試し読みもできます♪
2016年03月11日
あの日から、5年です。無償版「いいひと。」震災復興編・第56期限定リリース開始です。。。しん
2011年3月に起きた東日本大震災から、60ヶ月。
あの日から、5年がたちました。
震災への精神的な支援を目的に(株)小学館様の特別の許可を頂き、無償で公開させていただく「いいひと。+…and I still remember.〜これから。」の第56期の限定ダウンロードを本日、震災が起こった同時刻の14時46分18秒に、開始させて頂きます。
被災された方、直接被災されなくても心が傷ついた方、原発の元で被害を受けつづけていらっしゃる方、5年が経つ今でも6万人近くいらっしゃるという仮設で生活されている方や17万人いらっしゃるという避難先での生活を続けていらっしゃる方、そしてこの作品を描かせていただくきっかけになった阪神淡路大震災を始め多くの災害で傷ついた、今なお終わらない痛みと悲しみにお見舞い申し上げます。
震災から5年、未だ一度もこの作品のPDFファイルをバージョンアップさせる事は出来ていません。生活して社会の中で生きて行く事と、小さな漫画家によるこんな小さな物でさえも両立させて行く事の難しさや、自分に対してのふがいなさを改めて確認するような日々です。
被災された方にかけられるような言葉はまだありませんが、忘れないために、わたしの読者の方々にかけられる言葉はあると信じて、公開させて頂ければと思っています。
ごく小さな作品ですが、この漫画を描くために積み重ねた自分なりに熱い日々や、このように無償公開するために費やした日々は、わたしにとっての小さな「あの日の」真実です。
あの日、阪神・淡路の震災で被災された方に取材させていただいた「忘れ去られる事が一番つらい」という趣旨の言葉から始まったこの作品を、今後も、私自身への気付きも併せまして、作品のテーマ同様、「思い出すこと」をテーマに公開して行けたらと思い、続けさせていただきます。
震災直後の2011年3月26日の第1期の公開以来、たくさんのダウンロード、リツイート、ご感想、そして何より、読んでいただきましてありがとうございます。
いつもは作品を出版関係の方や本屋さんから読者さんの元に届けて頂くのですが、この作品はツイッターやwebを通じて、作品を「読者さんから」、そのお友達の方々に届けて頂いています。お手数をおかけしますが、作家としてとても幸せな事だとも思っています。
小さな漫画家の小さな作品に、皆さんが多くの力を与えてくださったこと。その事で、読まれた方の中で少しでも、前を向けた方がいらっしゃれば、嬉しく、誇りに思います。
漫画を取り巻く環境が必ずしも良い方向には進んでいない時ですが、漫画家の先輩達が血のにじむ思いをして開いて下さった「こんな時にでも誰かに勇気をわける事が出来る、信じる」という、漫画が持ち得る道を途絶えさせぬよう、私の小さな一歩一歩を、重ねさせて頂ければと思います。
では、この作品を、今は私の読者の方に。それと、もし漫画が好きなお友達で、日常の中震災の事が忘れられて行く、忘れて行く事に心が傷ついている方がいらっしゃいましたら、よろしければまわして頂けますか?小さな力の漫画家で申し訳ないのですが。
2016年3月11日 高橋しん
無償ダウンロードはこちらの第1期配信のエントリーからどうぞ。
※今期の無償配信は、本日から5日間の限定配信を考えています。
作品のテーマ上、また震災後、節目節目で私なりに復興の状態を見定めつつ、その都度配信して行けたらと思っています。ご理解よろしくお願いします。
PDFが読む事の出来ない環境にある方は、申し訳ありませんが有償の書籍をお買い求め頂くしか、今は方法はありません。これは宣伝ではなく、PDFを読めない方への配慮としての一文です。ご理解頂ければ助かります。
>「いいひと。」11巻の小学館さま書籍情報・販売サイトへ(色んなサイトのネット書店へも行けます)
ご意見・動作の不具合等ありましたらツイッターID [@sinpre]まで、どうぞよろしければお願いします。
●今回の配信のためにFacebookページも作ってみました。よろしければ。