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2015年02月28日
メロディ4月号にて「本屋の奥さん」新シリーズ第2話 「彼女の本棚」発売開始!
白泉社様「メロディ」さんにて☆
「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」
2ndシーズン、シリーズ連載中です!
*[PC]写真をクリックするとギャラリーが始まります。写真の左右で移動、×で終了です。
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「 彼女の本棚」
2015年2月28日 白泉社「メロディ」4月号掲載です。
むかし、昔。
東京で、一番本がよまれるって言われる小さな町があったそうで
————そう言われるようになる少し前
まだ、大きな戦争が終わって、だいぶん経った頃のこと
東京近郊の田園が広がるこの町の
小さな商店街の一角に
あの、本屋さんはあったのです。
————あの、奥さんはいたのです。
ちいさんの住む街にもいよいよ図書館が開設されました。
今まで隣町の図書館か移動図書館しかなかった街の人に、ちょっとした図書館ブームが巻き起こっています!!
その図書館の司書であるさよ子さんは、仏頂面で一見何を考えているかわからない、物静かな女性。毎日コツコツ、真面目に仕事をこなします。
一方の、小さな奥さんの小さな本屋さんは閑古鳥が鳴いていて・・・
奇想天外な発想で図書館に現れたちいさんに、この街の人々も、生真面目で厳格なさよ子さんも大混乱に‥!?
果たしてちいさんの本屋さんにお客さんは戻ってきてくれるのでしょうか?
そして、さよ子さんが抱えている"ある想い"とは‥
「‥‥‥ああ‥私は‥
本と一緒にいられれば…それだけでいいのに…」
「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」2ndシーズン第二話
「彼女の本棚」どうぞお楽しみに!!
特別にちょっとだけ内容をご紹介しちゃいます!
*[PC]写真をクリックするとギャラリーが始まります。写真の左右で移動、×で終了です。
今回の本屋の奥さんは、楽しい、でも切なく、そしてあたたかいお話に仕上がっております!
初めてお話をよんで下さる方、前回のシリーズを連載や単行本で追っかけて下さっていた方も、みんなが楽しめる内容になっておりますので、
是非この機会にお手に取ってご覧下さいませ〜!!( * ‘ω' * )ノ
今後とも「本屋の小さな奥さん」を宜しくお願いします。
・関連リンク
白泉社 月刊MELODY公式サイト
2015年02月27日
アトダシ「雪にツバサ」vol.139『雪ちゃんとかほちゃん』
「雪にツバサ」サキドリ第139弾です☆
アトダシ企画では、作品の一コマをしん先生がコミスタで描かれた原画スキャンから、サキドリ・アトダシサイズに変えて、原画ほぼそのまんまでお届けして行きます!!!
今回のアトダシは、「雪にツバサ」第139話「音楽で出来ている‥みたい」よりコチラ☆
アトダシ「雪にツバサ」vol.139『雪ちゃんとかほちゃん』
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2014(c) Shin Takahashi.
第139回目は雪ちゃんとかほちゃんからセレクトです。
「アトダシ」企画は、なるべくネタばらしや、単行本読みの人が迷惑しないようなシーンをセレクトしていくつもりです。
どうぞ安心してお楽しみ下さい(*-*)v
関連リンク
『雪にツバサ』新連載攻勢第5弾!高橋しんヤンマガ初登場!【40号:7月16日発売】
2015年02月18日
アトダシ「雪にツバサ」vol.138『雪ちゃんとツバサ君』
「雪にツバサ」サキドリ第138弾です☆
サキドリ企画では、作品の一コマをしん先生がコミスタで描かれた原画スキャンから、サキドリ・アトダシサイズに変えて、原画ほぼそのまんまでお届けして行きます!!!
今回のアトダシは、「雪にツバサ」第138話「オラがいた世界‥」よりコチラ☆
アトダシ「雪にツバサ」vol.138『雪ちゃんとツバサ君』
2014(c) Shin Takahashi.
第138回目は雪ちゃんとツバサ君からセレクトです。
「アトダシ」企画は、なるべくネタばらしや、単行本読みの人が迷惑しないようなシーンをセレクトしていくつもりです。
どうぞ安心してお楽しみ下さい(*-*)v
関連リンク
『雪にツバサ』新連載攻勢第5弾!高橋しんヤンマガ初登場!【40号:7月16日発売】
2015年02月11日
もうすぐ4年。無償版「いいひと。」震災復興編・第43期限定リリース開始です。。。しん
2011年3月に起きた東日本大震災から、47ヶ月。
あの日から、3年と11ヶ月、もうすぐ4年が経ちます。
震災への精神的な支援を目的に(株)小学館様の特別の許可を頂き、無償で公開させていただく「いいひと。+…and I still remember.〜これから。」の第43期の限定ダウンロードを本日、震災が起こった同時刻の14時46分18秒に、開始させて頂きます。
被災された方、直接被災されなくても心が傷ついた方、原発の元で被害を受けつづけていらっしゃる方、そしてこの作品を描かせていただくきっかけになった阪神淡路大震災を始め多くの災害で傷ついた、今なお終わらない痛みと悲しみにお見舞い申し上げます。
震災から4年近く、未だ一度もこのPDFファイルをバージョンアップさせる事は出来ていません。生活して社会の中で生きて行く事と、小さくてもこうした物を両立させて行く事の難しさや、自分に対してのふがいなさを改めて確認するような日々です。
被災された方にかけられるような言葉はまだ無いけれど、忘れないために、わたしの読者の方々にかけられる言葉はあると、信じて、公開を続けさせて頂ければと思っています。
必ずしも漫画として完璧とか面白いとか、そう言った事は無いごく小さな作品ですが、この作品を描くために積み重ねた、自分なりに熱い日々を思い出し、この作品をこのように無償公開するために費やした日々は、わたしにとっての小さな真実です。
あの日、阪神・淡路の震災で被災された方に取材させていただいた「忘れ去られる事が一番つらい」という趣旨の言葉から始まったこの作品を、改めて今後も、私自身への反省や気付きも併せまして、作品のテーマ同様、震災からの節目節目で「思い出すこと」をテーマに公開して行けたらと思い、続けさせていただきます。
震災直後の3月26日の第1期の公開以来、たくさんのダウンロード、リツイート、ご感想、そして何より、読んでいただきましてありがとうございます。
いつもは作品を出版関係の方や本屋さんから読者さんの元に届けて頂くのですが、この作品はツイッターやwebを通じて、作品を「読者さんから」、そのお友達の方々に届けて頂いています。お手数をおかけしますが、作家としてとても幸せな事だとも思っています。
小さな漫画家の小さな作品に、皆さんで多くの力を与えてくださったこと。その事で、読まれた方の中で少しでも、前を向けた方がいらっしゃれば、嬉しく、誇りに思います。
漫画を取り巻く環境が必ずしも良い方向には進んでいない時ですが、漫画家の先輩達が血のにじむ思いをして開いて下さった「こんな時にでも誰かに勇気をわける事が出来る、信じる」という、漫画が持ち得る道を途絶えさせぬよう、私の小さな一歩一歩を、重ねさせて頂ければと思います。
では、この作品を、今は私の読者の方に。それと、もし漫画が好きなお友達で、日常の中震災の事が忘れられて行く、忘れて行く事に心が傷ついている方がいらっしゃいましたら、よろしければまわして頂けますか?小さな力の漫画家で申し訳ないのですが。
2015年2月11日 高橋しん
無償ダウンロードはこちらの第1期配信のエントリーからどうぞ。
※今期の無償配信は、本日から3日間の限定配信を考えています。
作品のテーマ上、また震災後、節目節目で私なりに復興の状態を見定めつつ、その都度配信して行けたらと思っています。ご理解よろしくお願いします。
PDFが読む事の出来ない環境にある方は、申し訳ありませんが有償の書籍をお買い求め頂くしか、今は方法はありません。これは宣伝ではなく、PDFを読めない方への配慮としての一文です。ご理解頂ければ助かります。
>「いいひと。」11巻の小学館さま書籍情報・販売サイトへ(色んなサイトのネット書店へも行けます)
ご意見・動作の不具合等ありましたらツイッターID [@sinpre]まで、どうぞよろしければお願いします。
●今回の配信のためにFacebookページも作ってみました。よろしければ。